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徒然なる備忘録

他人に言えなくもないけど特別語る相手もいない趣味についてやりたい放題したいブログ

『うたわれるもの 偽りの仮面』 アニメ感想

うたわれるもの』が頭から離れなくて悶々としてるので、気晴らしにアニメの感想でも呟きます。とりあえず、2話まで放送された現在での感想でございます。

 

原作が上手くアレンジされてるというのが、個人的に思ったトコです。

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例えばこのシーン。

コンマゼロ秒で計算を解くハクに、クオンがぽかーんとする場面ですね。原作勢はご存知かと思われますが、原作では『水車を直してオマケしてもらえた分を謙虚にクオンが断ってる』シーンです。そしてアニメのこのシーンは、原作では宿屋に来て最初のお会計の時のモノだったりします。んな細かいことどうでええとは思いますが、つまり私の思う『上手いアレンジ』の例がこのシーンだったりするワケです。

老若男女誰でも手軽に楽しめるアニメーションというジャンルにも欠点はあって、それは(一般的に)一週間周期で作品が更新されるという点です。その話を見た直後では新鮮な記憶でも、一週間も経てば色々と忘れます、日常のどうでもよさげなシーンなんか特に。

さっきのは、一見どうでも良さ気に見えますが、『頭の回転が早いハク』を伝える数少ない重要なシーンだったりします。コレをきっかけの一つにクオンがハクの長所に気がつく訳ですし、到底戦力になりそうにないハクをギギリ討伐に連れて行ったのも、”頭”としての使い道を考えてだとしたら納得がいきます。

このシーンを原作通り1話にそのまま挿入してたとして、一週間後…。忘れてる人からしたら、「え、なんでハクも?」ってなります(きっと)。あえて2話にシフトすることによって、ハク=頭脳明晰(言い過ぎ)というイメージを視聴者に植え付け、物語をスムーズに受け入れてもらおう、という監督の狙いが読み取れます。

 

また、アニメには時間成約があります。30分×12話だったり、×24話だったり、大方の深夜アニメはある程度決められた枠組みがあって、その限られた時間内で作品を作らなくてはなりません。原作(ノベルゲーム)をアニメ化する場合、原作で30分かけてプレイする日常会話を3分にまとめる必要があるわけです。

その為には、どうでもいい比較的作品に及ぼす影響の少ない部分は削って時間短縮する必要があります。ウコンとのファーストコンタクトなんかがこの例です。

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特にイベントもない旅館でのウコン一味との会話を省略

時間短縮のついでにハクの株も上げちゃおう作戦、と勝手に命名。帝都までの旅にハク達を誘うフラグの一つにもなるワケです。

ただ残念なのは、原作とアニメでのアマムの潰し方の違いによって、原作にはあった『ハクが手回し機に引きずられる』シーンが見れなかったことです。あれ個人的に好きだったのに…。これはアニメのデメリットでもありますし、何より原作をプレイすることの意義へも繋がります。ということで、原作も非常に面白いのでアニメでカットされたギャグ描写も逃さず見たいという方は原作プレイもオヌヌメです(布教)

 

うたわれるもの 偽りの仮面 (通常版)