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徒然なる備忘録

他人に言えなくもないけど特別語る相手もいない趣味についてやりたい放題したいブログ

映画『聲の形』 感想

アニメ

 良かったです。動いてる西宮ちゃん、喋ってる西宮ちゃんを見られただけでも、アニメ化した甲斐があったと思います。しかし、「原作越え」は出来なかったなぁ、という印象も強いです。勿論、動いてる西宮ちゃん、喋ってる西宮ちゃんが見られただけでも映画館まで足を運んだ甲斐はあったのですが。

逆に、「原作超え」を果たしたアニメってなんでしょう。京アニという括りで見れば、過去、原作越えを果たしたアニメはいくつか思い浮かびます。

kanon

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  言わずもがな、原作はかの有名な恋愛アドベンチャーゲームkanonです。このアニメは、これから挙げる原作越えアニメの中でも特に評価したい。

とにかく良くまとめられているんですよ。ちょっと粗削りでもやもやする原作の箇所も、非常に上手く補完されている。kanonというひとつの作品としてのまとまりがあって、これは原作では味わえない、アニメならではの要素です。監督の技量が感じられる一作でありました。

恋愛アドベンチャーゲームというのは、コンテンツの性質上、どうしても敬遠されがちですが、このkanonに関して言えば、「恋愛シュミレーションゲームに抵抗があるなら原作は無視していい、アニメでも十分だから」と胸を張って布教できます。それくらい魅力あるアニメなので、まだ見たことのない人は是非。最近、コンパクトエディション(廉価版)が発売されたので比較的リーズナブルに購入できるかも。

AIR

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 こちらも原作は、かの有名な恋愛アドベンチャーゲームAIRです。なんとも今回の聲の形を彷彿とさせる端折り感。1クールにDream編、Summer編、AIR編の全てを詰め込んでいます。んな無茶な!と原作プレイ済みの方なら誰しも思うはず。しかし、その無茶を押し通して上手くまとめてしまうのが京アニです。

確かに内容は端折りまくりですが、それを気にさせない演出の素晴らしさ。特に、最後の(ネタバレになるから言いませんが)有名なシーンは、涙なしにはいられない。暫く呆然として何も考えられなくなるくらいに素晴らしいです。「ああ、これは原作越えたなぁ」と思った方も決して少なくはないはず。勿論、原作にも原作の素晴らしさはありますが、アニメだからこそできる演出もあることを我々視聴者に痛感させました。

CLANNAD

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  こちらも原作はかの有名な(ry。恐らく、ここに挙げた作品の中で一番有名でしょう。少しでもアニメやゲームを齧っている方なら、名前を聞いたことがない人はいないくらいには有名だと思います。

原作を知っている方なら分かると思いますが、このCLANNADというゲームは、とにかく長いです。人生と称されても仕方のないくらい長いです。AIRkanonの比ではありません。とにかくなっがいんです。なので、この作品をAIRのように1クールに収めるなんて不可能といってよいでしょう。

で、肝心の本編は何話なのかというと、2クール+2クールの、全部で4クールになります。従って、端折られている箇所が殆どないのが特徴になります。本当にありません。kanonと同様、「アニメだけ見ればいい」で布教できる数少ない恋愛アドベンチャーゲームとも言えます。

原作を凌ぐ力で我々を泣かせにきます。kanonは視聴後に、AIRはあの有名なシーンの時に、「原作超え」を実感しましたが、このCLANNADに関しては、気がついたら原作超えてたって感じです。随所随所にアニメならではの演出が遺憾なく発揮されており、アニメであることの特性を活かしきった非常に良く出来た作品と言えます。

 

さて、ここまで読んで下さっている方は、「聲の形の感想」がいつの間にか「京アニkey作品の布教記事」へとすり替えられていることに気がついているかもしれません。まぁ、あまり気にしない方が良いと思います。

 

 話を戻しましょう。今挙げた三作品は、個人的に「原作越え」を果たした作品達です。しかし、今回の聲の形に関しては、最初に話した通り、原作超えはできなかったと思うのです。

 まず、どうしても「端折り」が気になってしまいます。この「端折り」の所為で、どこか内容が上滑りしてしまっているように感じました。原作を読んでいて多少は脳内補完されている私ですらこう感じたのに、初見の方は大丈夫だったのだろうか、少し心配になります。

ラストの橋の上でのシーンとか。悪くない、決して悪くはないんだが…細部まで丁寧に描写された原作の方が感動したんですよね。これも、やはり端折りすぎな所為かもしれません。上記のAIRも同じ端折り過ぎアニメでしたが、抑えどころは抑えられているので、ちゃんと映えるシーンは映えていて、特に視聴者に違和感を与えなかったんですよね。

そう、抑えどころさえ抑えられていればいいんです。だからといって聲の形にそれができなかったのかというと、抑えるべき重要な箇所までは削られてなかったような気もします。となると、 何が一番悪かったのか。恐らく、物語の進行が速すぎたのが原因じゃないかなぁと感じました。要点は抑えられていても、その過程の描写が不十分な為、突拍子もなく感じられてしまう。もっと、何気ない日常的な描写を積み重ねることが出来たら良かったのではないかと思います。

 しかし、映画は二時間ちょい。この二時間ちょいに内容を収める為には、要点だけ掻い摘んで詰め込むのも仕方がなかったのかもしれません。私個人の感想としては、映画ではなく深夜アニメでじっくり放送してほしかったです。売上とか、色々絡んでるから難しいんだろうなぁ。でも、作品としては1クール使ってまとめた方が良かった気はします。

ライトノベルゲーム

ゲーム(一般)

 「あっぷりけ」と「暁WORKS」の新作が無料で遊べるそうなので早速DLしてみました。無料で提供するからには何かしらの狙いがあるのでしょうかね。まぁ細かいことは考えずやってみました。

 

『月影のシミュラクル』

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 なんとも評価に困る作品というか、無料と割り切ってしまえばそこまでなんですけどね。作品の雰囲気とか、何かが起こりそうなワクワク感とか、光る部分はありましたが、結局、謎は謎のままお蔵入りなのが残念です。ラストの演出は続編への布石なのか、それともあえてあの終わり方なのか。とりあえず全体的にもやっとした印象を受ける作品でした。

 

『緋のない所に烟は立たない』

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 こちらはわりと良かったと思います。タイトル画面にも写ってるこのお嬢様ヒロインがテンプレながら良い味出してます。主人公もへらへらっとした感じで自分の好みです。俺たちに翼はないの千歳鷲介っぽいイメージですかね。

 「語り屋」の主人公がこのヒロインの依頼をこなしていく話。語り屋というのが今一分かり辛いですが、ようは言葉巧みに敵さんを欺いたりできるみたいです。チート臭い能力も出てきますが、正直よく分かりませんでした。

 と、ちょっと設定が回りくどいというか、分かり辛いのが難点です(勿論、自分の読解力が足りてないだけの可能性もございます)。ただ、先程述べたようにこのタイプの主人公は好きだし、ヒロインも魅力的だったので、全体的にそれなりに満足できました。いや、無料ということを考えれば十分だと思います。あと、こちらも月影同様、続編への布石のようなものが散りばめられていました。どちらかといえばこちらの方が続きを作りやすそうな気はします。両作共、今後どのような展開をしていくのか楽しみですね。

 

<心に残ったお言葉>

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 人間ってのはかならず「利」が行動源になっているんですよ。いくら綺麗事言ってても、所詮は「利益」と「自己満足」の為に行動するのが人間なんですよね。

 

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 激しく同意。

『ラムネ』 総評

ゲーム(R18)

 七海ルート以外に他三人のシナリオも見てきたので、ここで『ラムネ』全体としての感想を書いて締めたいと思います。

 

<七海>

 これについては、先日記事で取り上げたように『非の打ち所のない幼馴染ゲー』として後世に語り継がれるであろう素晴らしい出来でした。本編全体で見ても、やはり七海ルートは頭一つ抜けている印象ですね。本当に良かった。

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酔い止めの薬をカルピスで飲ませる七海先生。流石としか言いようがない。 

<鈴夏>

 他のルートでは「元気な妹キャラ」で通っていた鈴夏ですが、メインルートでは幼少期のちょっとしたいざこざの為に兄との距離が離れているばかりか、性格まで180度変わってしまいます。ええ、流石に困惑しましたね。個人的には元気な妹キャラの方が好きです。

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妹がこんなこと言ってくれるのは二次元だけ!

 

内容も悪くないと思います。全体的にシリアス成分が多めというか、ちょっと暗めな印象ですが、二人の微妙な距離感が上手く描かれていたと思います。

<ひかり>

 青山ゆかりさんの演技は素晴らしいなぁ、と改めて実感させられました。9割ツンツンなひかりが時々見せるかわいらしい仕草が、ゆかりさんの声によってより一層引き立てられています。思わず画面の前で「うっ」と悶てしまいます。

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超常現象はとりあえず量子かプラズマの所為と言っておけば良いような風潮はあります。

 

 ひかりルートの特徴は、主人公、七海、ひかりの三人が仲の良い幼馴染として描かれる辺りですかね。七海ルートでは、ひかりと七海は顔見知り程度の関係だったので、色々と新鮮で良かったです。

 欠点と言えば、「恋愛」という要素が蛇足というか、テーマ的に必要だったのか?とちょっと疑問に思ってしまいます。まぁそこを否定してしまうと本当に主人公がカラスになるようなゲームになってしまう訳ですが。Hシーンの挿入も淡々としていて、後半の盛り上がりがイマイチという印象でした。

<多恵>

 マーベラス。いや、本当に素晴らしかったです。自分はこの手のゲームは気になったヒロインから順に攻略していくタイプですが、最後にこんなダークホースが残されていようとは想像してませんでした。「消化試合」なんて思ってごめんなさい、本当に。

 ライターが溢していたように、この多恵ルートは他三ルートとは一風変わっています。というのも、他三人は幼少期を経ての青年期という、いわゆる「みずいろシステム」(?)に沿って話が進む訳ですが、この多恵ルートに限ってそれがなく、いわゆる、普通の学園物っぽいイメージです。一応は幼少期に顔合わせしますが、本当に一瞬です。

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ジャージ先輩は伊達ではありません。

 石和多恵というヒロインが本当に魅力的で、ちょっと人間くさいところも含めて、七海一人に絞っていたユーザーの心を揺らしにかかります。

 また、シナリオの出来も良かったです。普段の何気ない会話の中にも伏線が貼られており、後に多恵について色々と知る時、「ああ、そういうことだったのか」と納得のいく構成です。一本のシナリオとして非常に良くまとめられていると思います。

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多恵先輩は良CGが多くて、これも私的ラムネで五本指に入るお気に入りです。ベタと言われてしまえばそれまでですが、だが、このベタさが良い!多恵先輩の表情、微笑ましい顔のタコさんウィンナー、チラッと見える谷間、これら全てが我々を悶えさせるための緻密な計算の上に成り立っているに違いない!

どうでもいいけど、このタイプのお洋服ってエロゲではよく見るんだけど、実際にあるんですかね?かなり目立つというか、男としてはどうしてもある部分に見入ってしまうと思うんですが、どうなんでしょう。

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これも例の五本指に入るやつです。多恵先輩の恍惚とした表情と、それを包み込むような主人公の構図が素晴らしい。ちなみに、多恵先輩が初めて本心をさらけ出してくれた記念すべき場面でもあります。

これまたどうでもいいけど、主人公がカラスになりそうに見えるのは私だけでしょうか。長袖にして銀髪にしたらまんまアレだと思うんですよね。ほんとどうでもいいけど。

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これも例の五本指です。この絶妙なくびれ具合とか、スカートの上から浮かんで見える小柄なおしりとか、この何かを期待するような表情とか、行為に及ぶ前の濃い雰囲気が存分に滲み出ています。

 

 本編は、多恵が大人になるお話です。幼少期、お姉ちゃんとなった日から多恵は変わってしまいます。それは一見、大人になったようにも見えましたが、それは見かけだけの話。中身はずっと子供のままで止まっていたのです。「誰かに褒められたい」その一心で行動します。奉仕活動をするのも、主人公の恋人になるのも、全ては「褒められたかった」から。そんな多恵、そして自分の本当の気持ちに気がついた主人公は告白をし、多恵に「大人になれ」と言います。

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 自分を見つめ直すことにした多恵。その為にも、このまま主人公に甘えていてはいけないと言い、ただの口約束であった恋人関係を断ってほしい、と主人公に「お願い」します。主人公は「多恵を好きだと言う気持ちさえ見失わなければ問題ない」と明石先輩のような名言を心の中で呟く(正確には違かった気がする)。しかし、言葉ではなんと言ってよいか分からず、ポケットに入っていたあの飴玉を渡す。この飴玉は恋人以前の二人の関係の象徴でもあるので、「キスする関係ではなく飴玉を渡すような関係に戻る」という意味を孕んだ行動であると深読みしました。

 多恵はこれでやっと、「お姉ちゃんでもなく、自治会長でもなく、友坂くんの恋人でもない…ただの石和多恵」になることができた。でも、「どうして私は泣いているんだろう。どうしてこんなに胸が切ないのだろう」。そして、自分の気持ちに気がつく。

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この怒涛の盛り上がりが、演出も含めて本当に素晴らしい。涙なしでは見られないラムネ屈指の名シーンと言えるでしょう。

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 いや、本当に良くまとめられていて非の打ち所のないシナリオでした。一見地味な多恵先輩ですが、シナリオ次第でこんなに化けるんですね。ライターの技量が感じられた一本でした。

 

 以上を考慮しまして順位のようなものを付けてみますと、

 

七海>多恵>・・・・・・>鈴夏>ひかり

 

 やはり、七海と多恵ルートは頭一つ抜けている印象です。勿論、他二人のシナリオも決して悪くはないのですが、「良くも悪くも良作止まり」という感じでした。

 七海、多恵ルートは甲乙つけ難いくらいどちらも良かったですが、やはり「ラムネっぽさ」を考慮に入れると、ポンコツ七海ルートに一票入れざる負えないような気がします。でも、多恵先輩のシナリオも同じかそれ以上に素晴らしいので、消化試合なんて思わずプレイしてみることをお勧めします。

 

 最後に、なんとか五本指とか言ってたやつの残り二本を晒して終わりたいと思います。

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「ななみすぺしゃる」を食す二人

このゲームを象徴するようなCGですね。僅かに見える「ななみすぺしゃる」の文字や、楽しそうな七海の表情が良いです。見えそうで見えない感じも非常にグッドです。

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バイクでGO!

ナナミーのバイクのCGはどれもお気に入りなのですが、中でも一番七海の顔がアップのものを選びました。ちょっと遠慮がちに、でも離れぬよう、ぎゅっと掴んでる感じが良いです。背景の海も良くマッチしてますよね。

 

 最後になりますが、このラムネという作品は非常によく出来た作品です。特別派手な描写もなく、一見地味な日常パートが多いので、なかなか目立たず、時間の流れと共に埋もれていってしまう運命は避けられないのかもしれません。しかし、ただ夏っぽいだけではない独特な世界観と、なんとも言えぬ心地よい読後感、ねこねこソフト独自の「ぽんこつ」というドジっ娘とはまた違った属性などは、他のゲームでは見られない、ラムネ特有のものであります。量産的な田舎作品と舐めてかかっては痛い目にあいます。

 都会に憧れて上京した青年も、やがては郷愁の念に駆られ、田舎が恋しくなるんです。ラムネというのは正にこの「田舎」のような作品で、世の中の様々な魑魅魍魎(エロゲ)に揉まれ、疲れきった我々エロゲーマーの為の止まり木のような、そんな心休まる場所、また帰ってきたい場所、そんな作品ではないでしょうか。

 目立たずとも、無くなってはいけない。常に側にあってほしい。そんなラムネが後世まで途絶えず、細々とでも良いから伝わっていってほしい。そんな願いと、ラムネ2への期待を込めてラムネの感想としたいと思います。それでは。

『ラムネ2』 色々

ゲーム(R18)

 七海シナリオの余韻に浸っているうちに、気がつけばラムネ2の公式HPがオープンしてました。

「ラムネ2」 ゲーム紹介その1

 

内容が色々とアウトというか、まぁ原作ファンとしては名前聞くだけでも嬉しいんだけれども。

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ラムネって制服来ていっちょ前に学園モノ気取ってるけど、実際学園殆ど出てこないよねぇ、って話。確かにそうですが、今話しに上がっているAIRはそれ以上に学園関係ありません。そもそも、主人公が主人公ですからねぇ。

 

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ひゃぁ!まさか後藤さんボイスで国家が聴けるとは!!これは永久保存物ですね。

 

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これまた古いゲームを持ち出してきました。ちなみに、よく勘違いされやすいのですが、この某ゲームに出てくるヒロインさんは語尾に「だよもん」を付けるわけではありません。基本的には「~だよ」「~もん」で、合わせて「だよもん星人」とか主人公に命名されたんだった気がします、たしか。あと、瑞佳先生と七海先生はなんとなく似た匂いがします。

 


「ラムネ2」 OPデモ

 動くSDキャラは健在みたい。本家のOPはまたーりして落ち着いた雰囲気の曲でしたが、今作は開始数秒からギュインギュインギターが入ってて、なうっぽい曲の仕上がりになっています。どちらの曲もそれぞれ良さが合って好きです。

「そっと冷たいガラスを覗き込む 取れない二人の宝物」

 本家の七海ルートでもそんな話ありましたね。子供の頃はラムネのびー玉が宝石のように見える、というのは経験あります。そんで取り出してみると普通のびー玉でがっかりするんですよねぇ。

「また来る夏を 二人占う なんてね てね」

 「なんてね」も健在ですね。そもそも曲名もなんてねでしたね。このフレーズが特にお気に入りで、最近暇な時は口ずさんでたりします。電車の中でこれを聴くと思わずニヤリとしてしまうのですが、傍からどんな風に写ってるんでしょうかね。

 

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「!?」

なんだこの落ち着いた雰囲気の七海は!「そらいろ」をやってないので詳しくは知りませんが、どうやら近衛のマスターに昇格したらしいです、七海先生。いやぁ、でもこのポンコツ時代を連想させない落ち着いた物腰には正直驚きましたね(CVも聞きました)。ちょっと寂しい反面、七海もちゃんと大人に成長したんだなぁ、と保護者の気持ちになりました。お父さん嬉しいよ、グスン。

 

今朝、公式を覗いたらオフィシャル通販の情報が更新されていました。公式限定の予約特典の話とかですね。

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あぁ!これはいいですね!!ちょっと変わった予約特典だけど、

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正直、タペストリーとか抱き枕カバーとか飽和してまして、こういうコンパクトで実用的な予約特典はスペース的にも嬉しいんですよね。まぁ、汚れるのが嫌で恐らく使わないんでしょうけど。保存用と実用用に一枚ずつ欲しいところです。

『ラムネ』 非の打ち所のない幼馴染ゲー

ゲーム(R18)

 『ラムネ』、というと昔ながらの清涼飲料や、最近やたら炎上してたゲームの方を想像してしまうかもしれませんが、紹介するのは2004年にねこねこソフトから発売された『ラムネ』です。なんと今、DMMで無料でDLできます。というのも、ラムネの続編、ラムネ2が今年中に発売予定だからだそうです。

以前から気になっていたタイトルなので早速DL。さて、実は色々と立て込んでいてゲームやってる場合でもないのですが、「そんなの知るか」と一蹴してディスプレイに向かう、エロゲーマーの鏡なんてね

さて、肝心の中身ですが、これが想像以上に素晴らしかった。雰囲気ゲーくらいしか期待してませんでしたがとんでもない。このゲームは、「幼馴染ゲー」として非の打ち所のない完璧な代物でありました。

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私的過去最高の幼馴染ーー近衛七海 

幼馴染ゲーとしての合理性

 いかにこのゲームが幼馴染ゲーとして完璧であるか。まず、幼馴染と幼馴染として出会うところからゲームが始まる。ちなみに、自分が大好きな近衛七海ちゃんは中の人がおれつばの鳳鳴の人でもあり、容姿と声もバッチリ噛み合っていて非常にベネ。あまりに完璧過ぎて他ヒロインの選択肢なんて選べるはずがなかった。

そしてこの幼少期パートでは、幼馴染関係の基礎となる様々なエピソードが語られていく。貸し・借り制、いっしょにお風呂、二人だけの秘密、台風と畑と色々…盛りだくさんである。ここまで丁寧に幼少期を描くゲームを他に知らない。

 そして時は流れ、二人は学園に通うように。ここで好印象なのが、成長しても二人の間柄が変わってないところだ。それどころかむしろ、より親密になっているようにも見える。また、他ヒロインが最初から二人の応援に回っているところも良い。あくまで、幼馴染と主人公の関係を描くという、テーマがぶれなくて非常に良い・まぁ、一部アレなのもあるが彼女は後に「日常」について主人公達に助言もしてくれたしセーフだと思う。

そして、相変わらず七海がかわいい。成長してもその美貌は衰えることがなく、むしろより魅力的に変貌したと言える。時々見せる嫉妬は、幼馴染キャラにありがちなドス黒くプレイヤーを不快にされるものではなく、むしろ微笑ましい。なんと言えばいいのか…ズキュウウウンとハートを打たれるイメージである。プレイヤーを悶えさせる。七海が可愛すぎて辛い。

テーマについての考察

 幼馴染というのは非常に難しい立ち位置である。友人というには軽すぎて、だからといって恋人でもない。今まで積み重ねてきた物が大きい分、例え相手を思っていたとしても、今までの関係が崩れてしまうのが怖くて、お互い思いを口に出せない、なんともむず痒い関係である。本編でも概ね似たような感じだ。主人公もヒロインもお互い、「私達はアレだから」と、核心に迫るのを避けている。もし、このまま同じ日常が続いていくのならそれでもよいのかもしれない。しかし、日常とは常に非常な現実と隣合わせにある。本編はそんなテーマを扱っている。ハイデガーに言わせてみれば、「死への存在」である。常に「死」というものは我々の身の回りに潜んでいるが、人々はそれから目を逸らして、あえて見ないようにして生きている。

 しかし、非常な現実というものは唐突にやってくる。本編においては主人公のバイク事故に辺るだろう。日常が崩れ落ちた瞬間である。突然の出来事に、七海は呆然としてしまう。今までずっと続いてきた日常が終わるなんて考えたことがなかったのだろう。きっと、借りが100になれば戻ってきてくれるに違いない。そんなことを思いながら、毎日学校にも行かずに病院へ通い続けるのだった。

と、100回に達しないうちにここでスタッフロールが流れ、その後からは七海が学校へ通いながら放課後に病院へ見舞いに行く様子が書かれている。恐らく、この空白の間、七海は考えたのだ。100回になっても主人公が戻ってこないことを。日常とは常に非常な現実と隣合わせにある。日常が、これからも日常として続いていく保証はどこにもない。日常だと思っていた次の瞬間、その日常が崩れることもあることを七海は経験している。だからこそ、後悔のないように生きなければならない。「アレ」「なんてね」と言って後回しにしてはいけない。この次の瞬間、日常が続いてる保証なんてないのだから。もし、主人公が戻ってきたら、今度こそは自分の思いを伝えよう。二度と後悔しないために。そして、来る280回、ついに主人公は目覚め、お互いの思いを確認し合い、エピローグを迎える。ここで、あえて「愛してる」と使うところが個人的に好きです。

感想とか

 繰り返しになるが、とにかく七海がかわいい。やばい。言葉では語り尽くせない程の魅力があるので是非本編をやってみて欲しい。また、これも繰り返しになるが、本作は幼馴染ゲーとして紛うことなき傑作であることを宣言し、七海ルートの感想とします。

 今後ですが、ラムネ2は勿論、実質的続編もあるらしいのでそっちもやってみたいですね。また、これをきっかけにねこねこソフト自体に興味を持ってしまって、他にもやりたい作品が色々と増えました。楽しみですねぇ。

 

 

 

 

エロゲの太陽を読んだ

漫画

以前、とあるブロガーさんが紹介してるのを見て知りました。

そうです、タイトルにある通りこの漫画はえっちなゲームがテーマです。いろいろあって一般企業をクビになった主人公が、エロゲ会社「エリコム」の女社長に拾われるところからお話が始まります。

なんでも、この作者は以前エロゲ会社を経営していたらしく、その辺りが生々しく描かれています。やはり、経験者が語ると説得力があります。なかなか一般には知られない、エロゲーマーでさえもよく分かってないえっちなゲームの裏側のお話が聞けるので、それだけで読み物として為になるし面白いです。

有名な小ネタがちょいちょい出てきてくすっとさせられます。

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あぁ…どれもこれもどこかで見たことありますねぇ。

 

また、主人公以外が全員女性でも色恋に発展しない、異性であっても「仲間」という間柄で成り立っている人間関係も良いものです。別に恋愛モノを否定してるわけではないし、むしろ大好物でもあります。しかし、この漫画のようなメッセージ性の強い作品にはあえて恋愛要素はぶち込むべきではないと思うんですよね。なんというか、本来書きたかったテーマから逸れてしまう気がするんです。その点、この作品は内容を絞り、あくまでシンプルに書きたいことのみを書いて堂々と完結したように思えます。ずるずる引きずらないのは良いですよね。ニ○コイにも見習って欲しかったです。

 

若干つっこみどころがあったり、ご都合主義的な展開もあったりしますが、最初に述べたように、この作品はエロゲのアンダーグラウンドな部分を勉強するための参考書として読んでも面白いです。むしろ自分にとってはそんな印象の方が強いです。従って、エロゲーマーの方には強くおすすめしたい一冊です。また、女性社員ばかりの会社ということで目の保養にもなるし、そのくせ恋愛に発展させないという潔さ、心地よい人間関係が構築されているのも一つのポイントだと思います。

 

エロゲの太陽 1 (ビッグコミックス)

エロゲの太陽 1 (ビッグコミックス)

 

 

ランスⅨの2周目

ゲーム(R18)

人間は罪深い生き物です。なぜなら、永遠に同じものに執着を持つことができない、つまりいつかは飽きるからです。「一目惚れより永遠をーー」なんて実現不可能に近いのではないでしょうか。これだから、世の中にはえいえんの愛を誓い合っておきながらディボースしてしまう夫婦や、「〇〇ちゃん一筋」と豪語しておいて他のヒロインに靡いてしまうエロゲーマーが後を絶えません。さて、私はその人間の中でも特に業の深い愚か者だと自覚しています。そんな愚か者はここ一週間、それ散るのこだま先輩ルートを進めていたにもかかわらずえっちを済ませて以来放置、なぜかランスⅨの2周目をしてました。

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かなみかわいいよかなみ

ランスⅨをやるとちょろかわいいかなみが愛おしくて堪らなくなる。Ⅵから始めた自分がこんなに悶えるのだから、初代からのファンは相当なものじゃないだろうか。

ランスⅨは、他のシリーズと比べれば比較的易しい難易度であったが、真エピローグを見るためには2周しないといけないという若干面倒くさいシステムでもある。

で、話の内容も一通り分かっているのに二周目をやる気も起きるはずもなく、プレイ当時のまま積んでいたわけだ。そして、良い感じに内容を忘れた今がちょうどやり時なのである。

一周目では猿玉で餌付けしなかった戦姫、ピグ、チルディを餌付けする。また、シーラはルシアン→シーラまでとっておいてそこから餌付けすると新たなシーンが回収できるおまけ付きだと聞いたので、それも試したい。

で、終章まで勧める。

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戦姫回収し忘れた/(^o^)\

ということで14章まで戻ってやり直しです、泣きたいです。

そして罪深い私は再び飽きてきてしまったので、またそれ散るに戻るかと思います。